レポート

2016/07/09

休日てらハウス⑮「世界で最も小さな天の川」

彦星織姫が会うことを許された特別な夜。
そんな運命に焦がれて、抱いた希望や想いは無数の星として聖夜に打ち上げられ、彼らを結ぶ道となる。
漆黒の夜空に今にも降り乱れそうな星々…☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・
と思いきや今日は、滑稽なほどまでにどんよりとした曇り空

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ずずず〜〜ん

ということで、そんな鬱蒼とした気分を晴らすべく、午後は夏の旬のデザートを作ることに。

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(“クックパッド「七夕ゼリー」<http://cookpad.com/recipe/3964549>より引用”)

 

とってもきれい!!まさに食べるアートですね。

今回ブログを更新するのは、年に一度しか会えない制度を天空裁判所に異議申し立てをしたい
2年のみきです。

最初に作りたいと言ってくれたのは、休てらにちょいとご無沙汰のとってもキュートな姉妹でした。
このカップの中に“七夕”という名の小さな銀河を創造しようとワクワクしながら買い出しへ。

お姉ちゃんのほうは、ちょっぴり優柔不断で、買い出しに行った時にも
“どの容器にしよ〜〜”とかなり熟考し、
極めつけに装飾の砂糖菓子の種類の豊富さに白旗状態でした(゚д゚)

対照的に妹ちゃんの方は、
次々にそれぞれの商品のいいところ・悪いところ、今回の料理に適しているところ・不適切なところを瞬時に考え、
どちらがよりいいかという自分の意見を勇敢にかつ明快に答えていたのが印象的でした。

さて、作り始めると、興味津々の子どもや学生がわんさか集まってきました。

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お姉ちゃんは、初めからかかわっていなかった人たちに対して、何をしているのかを伝えてくれたり、
あるいは一人ぽつんとしている人には自分から声をかけて巻き込んでいました。

今日の最大のポイントは、
☆雨の日ということで参加してくれた子どもたちがみんな同じ城の中にいたこと。
☆参加学生の半数が初参加であったこと。
☆今回作るゼリーが初めて作る料理であったこと。

果たして、時間内に完成するのか、ドキドキのトライでした。
出来た作品がこちら。

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さっそく試食してみると…

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時間の関係でゼリーというより、ジュースに近かく、ミルキーウェイというより、メルティウェイ…Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
しかし、自分たちで挑戦し、すべきことを選択し、作り上げた“休てら”という名の宇宙が形になった瞬間でもありました。

まさに、雨後の奇跡。
もしかしたら、彦星と織姫様が今日の日のためにこっそり雨を降らしてくれたのかもしれません。
奇跡は起きるものではなく、起こすものである。運命は待つものではなく、日々のちょっとした瞬間にドキドキすることである。
そんなことを子どもたちから学んだ一日でした。
今日も大船では、小さな惑星がぶつかり合い、カラフルな色を帯びた銀河が織りなされています。

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休てら最高〜〜〜!!!!!!!!!!!

休日てらハウスは子どもたちの自由な「やりたい」を”カタチ”にすることを目標に毎週土曜日に活動しています。
普段とは一味違う土曜日を私たち学生スタッフと過ごしてみませんか?
次回の活動は7月9日!来週はどんなことが起こるのかな?
みんな遊びに来てね!!
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