レポート

2016/02/20

梶原あそび基地⑳ 「センパイ」

こんばんは。
2016年が始まってから早くも一か月半が過ぎようとしていますが皆さんいかがお過ごしですか。
月日が過ぎるのはあっという間ですねえ、、、あっこです。

本日も大船駅からバスに揺られて20分。

本日は
雨にも負けず風にも負けず、子ども会館の裏にてピザ作りが行われていましたよ。

㊳

その中で今日取り上げたいのは
半年ぶりくらいに梶原に一緒に行った学生のお話です。

その学生というのは
前年度担当者であるセンパイ(あだ名が!笑)でございます。

久々に活動に来てくださるということで、私はもちろんのこと
きっと子供たちも喜ぶだろうと思いながらバスで向かっていると
いつものように子どもたちがバス停まで学生を迎えに来てくれていました。

梶原では最近活動に行くたびに
バス停まで子どもたちがお迎えに来てくれるんです。
このことは毎回とても嬉しく感じています。

さて、バスを降りますと今日はどんな学生が来たのかと、子どもたちは学生の顔を見渡します。
その中で
センパイの顔を観た瞬間、飛びついてきた子どもがいました。
その子は今日の活動中ずっっっと、センパイの傍を離れずにいました。
遊ぶにも一緒、お弁当も隣で食べる。ずっと一緒でした。

どれだけ好きなのでしょう(笑)

実はこの子ども、今までの活動においても
バス停を降りるたび、
私たちが会館の玄関をくぐるたびに、
「センパイは?」
「今日はセンパイ来ないの?」
と言ってきていたんです。

センパイという一人の学生に対して、
これだけずっと待ち続けている子どもがいるというのは
単純に考えて凄いなと。
というのも、
たびたびてらこやの学生が活動で会館に訪れるという中でも
その学生が来てくれるかどうかが
今回その子にとってより重要なポイントだったことは明らかですよね。

その学生に対する思い入れはその子どもにしかわかりませんが、
他の子どもたちがお迎えに来てくれることも然り、私が毎度思うのは
私たちが子ども会館に伺うたびに
子どもたちが楽しみに待っていてくれていることが何よりも
私たちの活動の、大事なところというか、本質なんじゃないかなということ。

どんなに同じボードゲームでも、同じ内容の外遊びでも
我々が来ることを楽しみに待っていてくれている子どもがいてくれることにこそ
私がこの活動を行っている意味なのかなと。

そのようなことを、その学生と子どもの姿を見て改めて感じたのでした。
本年度梶原あそび基地に遊びに行かせていただくのもあと3回。

残り少ない機会で自分が思い残すことのないように
また来週も気を引き締めていこうと思った今日この頃でありました。

次回の活動は来週の2/27㈯です!!
来週は晴れるといいなあ。