NPO法人 鎌倉てらこや

遊びや体験から仲間と生きる力を育む

レポート

2016/05/04

休日てらハウス⑦ 「大豆は一日にしてならず。」

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“いつもの”休てら。きっとそう思ったに違いない。
しかしそれも無理はない。
だってこの日、大豆が起こした奇跡を、そしてそこに生まれし大豆ファイターズをみんなは知らないのだから…。
今回は、あるひょんなことをきっかけに巻き起こる学生と子どもの絆のエピソードをお届けします。
ブログの更新を担当するのは、みきです!!

 

学びの時間が始まった。

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宿題を広げたり、図鑑とにらめっこしたり、世界を創造すると真っ白な紙にペンを走らせたり。
みんな、それぞれに好奇心と向き合う…そんな“いつもの”休てらで、それは特別な様相を帯びてはいなかった。

しかし、奇跡の種はしっかりと根を張って、地面から芽を出そうとしていたのです。
小学六年生のある女の子が理科のワークを解いていたのですが、わからない問題にあたり、ペンが止まったんです。
それは豆の図の一部に線が引かれ、その名称を答えるものでした。
ここは学生の出番だと頭脳を総動員して絞り出した結果、答えにたどり着いたんです。
答えは“胚珠”でした。

ふーんとペンを走らせた女の子にある男子学生が
枝豆が成長すると大豆になるらしいよ”ってポロっといったんです。
“えっっっっ?!あいつ(枝豆)とあいつ(大豆)って同一豆物なん??”
“ライフコース(収穫時期)によってちがうんじゃない?枝豆は若者で大豆がおじいちゃん!”
“あ、若者のこと青っぽいっていうしね”
そんな会話が成された後、どこからともなく“そういえば、モヤシも大豆から生まれるらしいよ”という声が降ってきました。
“……?????”

種⇒枝豆⇒大豆⇒モヤシ⇒種??
↖        ↗
分岐点いつ?

ある五人の頭の中にはこんな図が展開されました。これがのちの大豆ファイターズです。
まるでブレーキが壊れた車のように、想像や疑問はとどまることなく、どんどん加速していきました。
醤油、油揚げ、味噌汁に冷ややっこ…好きなものには必ずと言っていいほど大豆がいて、私たちは完全に包囲されて、
大豆の奥深さに圧倒され迷路にはまっていくのでした。
学生と子どもという枠を飛び越え、議論は白熱し、数時間にも及びました。

百聞は一見に如かず。考えてばかりじゃなくて、実際にやってみよう!という事になったのですが、
大豆は一日にしてならず。枝豆から大豆になり、モヤシになっていく過程をそう簡単に見れるわけもありません。
しかし、大豆への思いは捨てきれず、大豆を使った料理、豆腐作りに挑戦することに!!

早速買い出し!の前に…

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大豆ファイターズは作戦会議です。そう、大豆は手ごわいのです。
大豆から作るとなると24H以上かかるという事が発覚したので、今回は無調整豆乳を使いました。
(※大豆ファイターズは、大豆に対する一切の妥協をも許さないため、必ず24Hミッションも実施します。)

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メンバーは学生4人と子ども1人!
最初は、大豆マスターとばかりに学生たちの疑問に答えていたその子も議論をしていくうちに、
謎が深まっていき、もっと知りたくなってきました。

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まずは、豆腐売り場!!完成形をこころに刻みました

そして、あとは材料だけ。飲んだこともない無調整豆乳と初めてご対面のにがりに早くも興奮が
止まりません!!

クッキングスタート!!

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材料を混ぜ、沸騰したお湯で蒸していきます。
待ち時間に大富豪をするも、ふたの中で起こる大豆ミラクルに魅せられ、終始落ち着かないご様子。

ジャジャーン!かんせーーーい!!

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人生でするとは思わなかったお豆腐作りを満喫し、できたお豆腐をぱくり。
この白い正方形の奥にある壮大なヒストリーに思いを馳せ、我ら大豆ファイターズはここに結集の誓い
を立てました。

どんな小さなきっかけも見逃さず、発見につなげる行動力があること。
性別や年齢、すべての枠を超えて魂をぶつけあえる仲間がいること。そして、今日一日の終わりとともに
次をつなぐ“またね”が響くこの空間はなんとも心地いい。

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休てら最高〜〜〜!!!

休日てらハウスは子どもたちの自由な「やりたい」を”カタチ”にすることを目標に毎週土曜日に活動しています。
普段とは一味違う土曜日を私たち学生スタッフと過ごしてみませんか?
次回の活動は5月7日!来週はどんなことが起こるのかな?
みんな遊びに来てね!!
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