レポート

2016/06/22

岩瀬子ども会館⑩&関谷子どもの家⑩&大船子ども会館⑦「毎日いる場所だから」

こんにちは!

鎌倉女子大学2年のおかぴです!
最近は雨予報にもかかわらず、いつも傘を家に忘れるので困っています…

6月22日水曜日、今日は雨に降られることもなく!
岩瀬子ども会館と関谷子どもの家と大船子ども会館の三か所に行ってまいりました!!!

関谷子どもの家では、外遊びで缶けりやサッカー!中遊びではUNOやゴキブリポーカー、ポケモンのイラストを描いたりして遊びました!

大船子ども会館では、超本気リレーやサッカー、人生を語るなど、とても楽しい時間を過ごしました☆

そして今回は、岩瀬子ども会館の様子をお伝えします(*^^*)

 

最近、岩瀬子ども会館ではちょっとしたお絵描きブームが起きています。
外遊びが終わると多くの子が図書室でぬり絵や写し絵をして楽しんでいます。

そのため、今日は中遊びの時間にプレイルームが広々としていました!
そんなプレイルームの端のほう、一年生の女の子たちがソフトブロック(柔らかい素材の大きい積み木)で遊んでいるのを見つけました。

いつもは限られたスペースでみんなが楽しく遊べるように場所を譲り合いながら遊んでいるわけですが、今日は存分に場所を使って遊べるめったにない機会!!
わたしはその子たちの中に入って、新しい遊び方を提案しました。

簡単に説明すると、
「ソフトブロックを少し離して並べてコースを作り、その上を落ちないようにゴールまでわたり歩く」というものです。

何人かの子がブロックに乗っているのを見て思いついた遊びです。
余談ですが、ああいうブロックとかちょっとした高さのあるものって、なんでか乗って遊びたくなるんですよね。なぜでしょう…

なんとなくブロックを並べて遊んでいる女の子たちに、
「今からわたしがめっちゃ難しいコース作るから、クリアしてみてよ!」とひとこと。

なんともよくわからない言い方ですが、意外にもノってくれました。
コースを作っているときには、「これ使っていいよ!」とブロックを運んでくれる男の子もいました。「はやくー!まだー!?」とひたすら急かしてくる子たちもいました。

いろんな子に見守られながら(笑)、コースが完成!!!!

違う遊びをしていた子たちも何人か入って盛り上がりました!

我先にとスタートしようとするのに対して、初めのほうは順番を守るよう言いいましたが遊んでいるうちに子どもたちは自分たちでルールを決めていきます。
ここまで行ったら声をかけようとか、二段のところは乗らないでまたぐだけにしようとか。

そこに大人や学生の声かけはとくにいりませんでした。

遊びながら、なにをしたら危ないのか困るのか。
実際にやってみて、わかって、どうしたらいいのか考えて作ったルールのほうが子どもたちの中にスッと入っていっているように感じます。

もちろん、安全のために必要なルールは大人が提示していく必要があります。
しかし、遊びのルールは大人が提示するものではなく、子どもたちが遊びながら作っていくものなのだと思うことのできた時間でした。

今回わたしは、ソフトブロックでこんな遊びもできるよ!ということを提案しました。

子ども会館には遊び道具がたくさんあります。
ですが、子どもたちは放課後の時間を毎日子ども会館で過ごしています。

遊びがパターン化していたり、一つの遊び道具に対して決まった遊び方しかしないなど、毎日いるからこそ生まれる問題があります。
そこに学生が参加することによって、新しいルールが作られたり、子どもたちが考えてもみなかった遊び方を提案することができる。子ども同士でそれを楽しんで、さらには子どもたち自身で遊びの工夫をしていける。

「普段の遊びを工夫すること」は一つの手段でしかありませんが、学生が遊びにいくことで、
子ども会館というところが来ている子どもみんなにとって最高に楽しくて毎日来たくなるような場所になってほしいと思っています!

以上、おかぴでした!

「子ども会館☆パラダイス」
鎌倉市内の6カ所の子ども会館(学童保育施設)に学生がお邪魔して、「子どもたちの放課後を最高に楽しくしよう!」という思いで活動しています。様々な子どもが集まる子ども会館には指導員の先生方もいらっしゃいますが、そこに学生が子どもの輪の中に入って全力で子どもたちと向き合っています。
その他にも鎌倉てらこやでは様々な事業を行っています!鎌倉てらこやについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓↓
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