レポート

2016/09/10

稲村ヶ崎らんらんスクール2グラで遊ぼう!③「初めての勝利」

こんばんは!

明学3年のたつきです!

稲村ヶ崎の活動ももうすぐ後期に入ります!

僕たち学生も子ども達に負けないぐらいどんどん全力で子ども達と関わっていきたいなと思います!

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子どもたちは夏休みが終わり、学校が始まったばかりの時期ですね。

でもまだまだ暑い!!!☀

そんな太陽がじりじりと照らす中、今日も子ども達は全力で遊びます!

ドッチボールだったり、キックベースだったり、

最後はみんなでリレーもしちゃいました!

そんな中、今日はある5年生の男の子とのエピソードをお伝えします!

ある男の子は言いました。

「あぁ…また負けちゃう…」

このセリフは自分がミスをしたときや、遊び(ドッチボールやキックベース)をしている最中で相手チームとの得点が開いてしまったときに必ず出てくるものでした。
まぁ負けそうになってしまう時ですね。

すぐに悲しそうな表情になり、時には泣いてしまうこともありました。

今日もキックベースの際に、相手チームと4点ほど差が開いてしまった時にそのセリフが出てきて泣きそうになっていました。

僕は、「一度でいいから勝って一緒に喜びたい!」と思いました。

そして最後のリレーの時、その男の子と一緒のチームになりました。

その子は初っ端から諦めていました。
「だってリレーで一度も勝ったことがないんだもの」とこぼしながら

この時僕は思いました。

絶対に勝たしてやる!!!

「よーい…ドン!」で始まったチーム対抗リレー。前半はどっこいどっこいだったのが、後半になると自分のチームが相手チームとドンドン差が開いていってきていました。

それでも男の子は自分が走った後も全力で応援していました。

ラスト僕がアンカーで待っているとき相手チームとけっこうな差が開いていました。

バトンを受け取り僕は本気で走りました。

そして最後の最後でその男の子がいるチームを勝利に導いてあげることができました。

走り終わった後その男の子が僕に「初めてリレーで勝てて嬉しかった!」ととても嬉しそうに話しかけてきました。

学生の本気が子どもの喜びとなったことが今日僕が一番嬉しかったことです!

これからも自分の本気をどんどん子ども達に見せていきたいなと思います!

以上!たつきがお送りしました~(^^)/

 

★「稲村ヶ崎らんらんスクール」とは

鎌倉市の「放課後子ども教室推進事業(※)」の一つであり、鎌倉てらこやの学生も参加させていただきながら、稲村ヶ崎小学校のこどもたちと保護者の方たちと一緒に、月に一度、土曜日の午前中に、楽しい時間を過ごしています。

(※)「放課後子ども教室推進事業」とは

「放課後や週末等に小学校の教室等を活用し、子どもの活動拠点(居場所)を設け、地域の方々の参画を得て、子どもたちが心豊かで健やかに育まれることを目的に、学習やスポーツの機会を提供するもの」です。
(鎌倉市HP https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kyoplan/shakaikyouiku.html より引用)