レポート

2017/02/07

山崎子ども会館㉞「2年前のきっかけ」

こんにちは!たつきです!
2月7日!
今日から山崎子ども会館は火曜日にお引越し

また違った多くの子どもたちとたくさん遊べるようになりました!

今日はみんなでおなべ~

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子ども会館にいる、ある男の子

その男の子は小さくて、でもいつも強気で意地っ張りな男の子です。

少し嫌なことがあると、ちょっと怒りすぎてしまうこともあります。

今日はその男の子について書きます。

僕は2年前その男の子を「怖い」と思い、避けていました。

いつもほかの子に暴力や暴言をはいたりするし、僕のことをなぐってくるし、
痛いし、遊んでいてもズルばかりだし、すぐに怒るし

とにかく当時はその子と関わるのをすごく避けていました。

しかしある日そんな男の子に対して「もっとこの子のことを知らないとダメだ」と思うときがありました。

それは男の子が一学年下の男の子を慰めていたのをみかけたときです。

ドッチボールをみんなでしていたとき、一学年下の男の子がプレイルームで泣いていました。

子どもたちはみんなドッチボールに夢中です。

すると僕の前をその男の子がタタタッと走っていき、泣いている男の子のことを「だいじょうぶ?」となぐさめていました。

初めてみるその子の「一面」
僕が知らないその子の「一面」

ただの怖い子だと思っていたその子の印象がガラッと変わったのと同時に、
先入観だけで見ていた自分に反省しました。
それと同時に「もっとこの子のことを知ろう」と心がけるようにもなりました。

このことを契機にぼくはたくさんその子に関わりに行くようになりました。
なぐられたりしても、ズルされても、泣き叫ばれたりしても、
とにかく、なにがあっても関わり「つづける」ことを大事にしました。

今日は久しぶりにその男の子とキャッチボールをして遊びました。(実は初めてかも)

彼は学生の本気が好きだから、僕はおもいっきり投げます。
もう「すげーー!」とは言わなくなったその子は僕と同じぐらい本気で投げ返してきます。

キャッチボールなんて言えるようなまともな投げ合いではありませんでした。

でもその時間はとても楽しく、二人とも笑顔でした。

一人の子どもの気持ちや行動に目を向けて
自分から関わりつづけに行く大切さを教えてくれた男の子。

たまにバカにしてきたり、こづいてくることもあります。
そんなときはくすぐりとかでお返ししてますがね(笑)

一人ひとりの子どもたちを大切にする。
そんな関わりをこれからも続けていきたいです。

以上、たつきがお送りしました!

「子ども会館☆パラダイス」
鎌倉市内の6カ所の子ども会館(学童保育施設)に学生がお邪魔して、「子どもたちの放課後を最高に楽しくしよう!」という思いで活動しています。様々な子どもが集まる子ども会館には指導員の先生方もいらっしゃいますが、そこに学生が子どもの輪の中に入って全力で子どもたちと向き合っています。その他にも鎌倉てらこやでは様々な事業を行っています!鎌倉てらこやについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓↓
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