レポート

2017/06/15

玉縄子ども会館⑩ ~玉縄1年記念日に…の巻~

煌々と照りつける日差しが暑い日々が続きますね~。

どうもお久しぶりです。
来るアツイ夏にワクワクが止まらない3年のりゅーいちです!

今年度も去年と変わらず、ほとんど毎週のように、
玉縄子ども会館に活動に行って楽しんでいる私ですが、
ここ最近活動していて、感じること、思うことがありました。

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それは、

1年生と上級生が楽しく遊んでいる姿を
あまり見たことがない(特に男の子!)

ということです。

放課後の子ども会館は、
普段の学校生活ではなかなかお互いに関わることができない
1年生と上級生が、同じ屋根の下、
同じ空間、時間を過ごせるめっっっちゃ良い機会なのに、
もったいない!!!!!

と思った私。

今日は、1年生と上級生で一緒に夢中になって仲良く遊ぶシーンを見たい!そんなシーンを自分が関わることによって絶対に作り出してやろう!

そんな思いで臨んだ6月15日の玉縄子ども会館の様子です。

はじめに、上級生がいつも盛り上がるドッチボールに、入りたいと思った1年生を入れていく作戦にしました。

別の遊びをしている1年生の男の子に、

「一緒にやろうぜ!」

とハイテンション&満面の笑顔で誘うも、みごとに撃沈。

どうやら、

「上級生の投げるボールが強くて、どうせ負けるから入りたくない」

とのことでした。

「いやいや、そんなことは関係なくていかに上級生を倒すかということに本気になれば楽しいんじゃね?上級生VS俺&1年生で戦うのはどう?」

と手法、ルールに工夫を凝らしても、ノッてくれない。私は悩んでいました。

悩んだ結果、ドッチボールが楽しそうじゃないのかな?と思った私は、もう、とにかく楽しもう!と。

上級生とおもいっきり本気でドッチボールをすることに。

気付くともう、学生と子ども、みんなが汗だくになるほど白熱してしまいました!

ふと周りを見ると、さっきは別の遊びをしていた1年生が集まってきていて、ドッチボールを観戦しているではありませんか。

ドッチボールに熱中しすぎて1年生のことを完全に忘れていた私は、このチャンスを逃すまいと、1年生に話しかけました!

そうしたら、最初は入ることを渋っていた一人の1年生がドッチボールに入ってくれることに!!

彼が一生懸命ボールを投げていて楽しそうな笑顔をしている姿に私はもう、歓喜。。。

玉縄子ども会館は、室内で体を動かして遊べる時間が限られているので、彼が楽しんでいる最中にドッチボールは終わってしまったのですが、彼にとってこの少しの時間のなかで 楽しんだ経験がこれからなにかに1歩踏み出すときの自信、きっかけになれば良いなと思いました。

そんな充実した気持ちで終えたあと、はじめにドッチボールに誘いつつも、結局は参加してくれなかったもう一人の1年生が私に近づいてきて、一言。

「やっぱり来週は俺もドッチボールやる!!!」

驚いた私は、

「え?俺が最初に誘ったときは、やりたくない、ドッチボールは嫌いって言ってたじゃーん!なんでやりたくなったの!?」

と聞くと、

「だってなんか楽しそうだったし、○○(ドッチボールに参加した1年生)もやってたから~」

本気で取り組んだ楽しいという感情は周りに伝播していく、ましてや、それを信頼できる仲間(今回においてはドッチボールに参加した1年生)が楽しむ姿は、人の気持ち、行動を変えうる

ということを学び、実感することができた一日となりました。

また、こういう瞬間を味わえるのが、鎌倉てらこや活動の醍醐味なのだと、再認識した一日でもありました!

久しぶりに充実した気分になることができた最高な一日。

あとから他の学生から聞いてから気付いたのですが、6月15日は実は、去年鎌倉てらこやが初めて玉縄子ども会館での活動を開始した6月10日から約1年が経過した、記念すべき、1年記念日なのです!

私が担当者としてはじめて玉縄子ども会館を訪れたあの日から約1年の6月15日今日。

こんな最高な体験ができ、たまたまこうやってブログを書いている。

どうも偶然の産物とは思えません。

来週から始まるジメジメとした梅雨とは対照的な、すがすがしい楽しさの風が今日も玉縄子ども会館に吹いています。

以上、りゅーいちがお送りしました~

 

「子ども会館☆パラダイス」
鎌倉市内の6カ所の子ども会館(学童保育施設)に学生がお邪魔して、「子どもたちの放課後を最高に楽しくしよう!」という思いで活動しています。様々な子どもが集まる子ども会館には指導員の先生方もいらっしゃいますが、そこに学生が子どもの輪の中に入って全力で子どもたちと向き合っています。その他にも鎌倉てらこやでは様々な事業を行っています!鎌倉てらこやについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓↓
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