レポート

2018/03/30

小坂子どもの家 「殻を破ったその後…の段!!」

こんにちは!
神奈川大学2年のさくです!
今日も小坂子どもの家へ行って参りました!その活動のご報告を僕がお送りします٩(ˊᗜˋ*)و♪
小坂へ行き続き4ヶ月。クリスマスイベントの時に出会った1人の女の子のお話をします(*`・ω・)ゞ

女の子(Rちゃん)はクリスマスイベントをきっかけに僕のことをすごく気に入ってくれました。
ピアノという共通の遊びをしながら彼女は「私も弾く!」と言い、
なんと練習してる曲を披露してくれました。活動が終わって帰る頃、その子が「さくがいる子ども会館は楽しい!」とも言ってくれて
とてもハッピーでした。

しかししかし、3月の末。
そんな可愛い子の闇を僕は見てしまったのです。
ひとつの年下の子(Nちゃん)に悪口を言い、たたき、
終いにはその子を泣かせてしまいました。

先生の話を聞くとどうやら学校の時間でも同じようなことをしており、
校長先生にも呼び出されるなど事態は深刻化されていたようで僕はすごく残念でした。

でも、この子(Rちゃん)に僕は何とかするしかないという正義感が増し、
心を鬼にしてその子にアプローチを仕掛けようと試みました。

ある時、僕がそのNちゃんとトランプをしていたら
その遊びを蹴散らかすようにすごい勢いで蹴ってきました。

その瞬間は僕はその子の手を引き「今何した?」と暗めの口調で問いただしました。
するとその子は「あいつが蹴ってきたから蹴り返した」と言い、
それは違うだろと問いただすとRちゃんは大泣きしてしまいました。

大泣きしても事は進まないので思わず僕は
「いい加減にしろ。さくの話を聞け」と怒鳴ってしまいました。

かなり怒鳴ってしまったせいか会館の先生が3人くらい心配に来ました。
先生から話を伺うと口酸っぱく毎日のように言ってるみたいだそう。
でも、いじめが続けられてる以上は言ってても“伝わってない”と
なんの意味もないと感じました。

そして今日、外へいつも通り遊びに行くと信じられない光景を見てしまいました。
なんとなんと!その2人がひとつのブランコで遊んでるではありませんか!!
1か月前では考えられない状況、まさしく有り得ないと思っていた光景を目の当たりにできたのです!

そんなブランコに夢中になっていたのか、外遊びが終わる直前に僕の存在に気づき
「気づくの遅いわ!」と言いつつ腹の中では
「自分に気づかないほど夢中にブランコを漕いでて楽しそうにしてたのか」と、ほっとしました。

今日の出来事を振り返って、
僕との関わりだけが全ての要因ではないかもしれませんが、
僕はそのRちゃんのために我を捨て怒鳴ったことが後に“伝える”という大事さに気付く事ができ、
子どもと関わってる意味を改めて知るきっかけになりました。

僕のとった手段がベストであったかどうかはわかりませんが、そのRちゃんに怒鳴ったことが
僕からの“愛”ということにも気づいてくれたんじゃないかなっと僕は思います。

とても長ーーくなりましたが、Rちゃんとは今まで以上に仲良く関わっています!

これからも小坂に通い続けて子どもたちに遊びに行こうって思いました!!!
最後までありがとうございました!!