レポート

2018/09/21

いまいずみ子どもの家⑯「なんかいまいずみっぽいな。」

こんにちは~!
9月21日(金)もいまいずみ子どもの家に遊びに行ってきましたよー!!!

今日はなんだかみんなの様子がいつもとちがう……?

そう!じつは、この次の日、22日は今泉小学校の運動会だったんです!
ちなみに運動会にもお邪魔してきちゃいました!!

今日は一年生のさきと二人で活動に行ってきました!
振り返りで聞いたさきのエピソードがとってもいいなぁと思ったのでお伝えしたいとおもいます!

子どもの家には、5時以降、お家に帰るのに向けて静かに過ごす時間があります。
その時間になったとき、さきと何度か遊んだことのある4年生の女の子が話しかけてきました。

「なにして遊ぶかきめたの?」と。

さきはその時、ほかの一年生の女の子と一緒にいたため、どうしようかな…と思ったそう。
というのも、その4年生の子はみんなでなにかして遊ぼう!というより、学生とふたりでなにかして遊ぶのがすきな子なのです。

学生がひっぱりだこになるのはめずらしいことではないですが、どうするかは難しいです。
やっぱり一緒に遊ぼうと言ってくれる子どもたちの気持ちは大切にしたいし、でも身体はひとつしかないし…

きっとさきもそんなことを考えていたのかもしれません。

でも、なにするかは決まってないと答えると、4年生の女の子からは意外な一言が、、、!

「じゃあ、いっしょになにかしよう。」

ふたりで、じゃなくて、1年生の女の子も含めて、”いっしょに”!
いままではふたりで遊ぼうと誘われることばかりだったのに!うれしかった!

もしかしたら、いままで遊んだりお話したりするのを通して、さきと一緒ならほかの子と遊んでもいいかなって思えたりしたのかなぁ。

結局、やりたいことがうまく合わず、なにか一つの遊びをすることはなかったそうなのですが、
各々が好きな遊びをしながらも、同じ机を囲んでおしゃべりするという、
”なんとなく3人でいっしょにいる空間”ができたみたいです。

「こうやって、学年とか関係なく、一緒にあそんでなくてもなんか同じ空間を共有してるかんじって、
いまいずみっぽいなって思ったんです!」

そんなことをさきが言ってくれました。

わかる。とってもわかる。

それがいまいずみらしさ、かどうかはわかりませんが、
そういう、同じことをしてなくてもなんとなくお互いを意識してる空間とか、
なにか遊びをしているわけじゃないけど集まっておしゃべりしてる瞬間とか、

わたしはすごくすきです。

大人げない!とか言われなが本気でドッヂボールしてるときも、
あーだこーだ言いながらパズル組み立ててるときも、
コマとかけん玉できなくて超真剣になって練習してるときも、

どんなときも楽しいし好きなんだけど、なにげないおしゃべりができるってなんか簡単なようでむずかしかったり。。。

おしゃべりって、なにもしてないようにも見えるとおもうんです、正直。
たしかに、ふつうに聞いたらなんでもない話が大半です(笑)

でも、わたしたちはその子の学校のことも、おうちのこともほとんどなーんにも知らないから、
その子が話してくれることってとっても新鮮!

クラスでこんなことがあった、とか、妹が、弟が、とか、習い事のことなんかも。
時には好きな男の子の話なんかしちゃったり、わたしになんで彼氏ができないかなんて話もしてくれます()

ひとつひとつの話から、その子がどんなことを楽しいと思ってるのかがわかったり、
もしかしたら悩み事があるのかな、って気にかけることができたりすることも。

一個のなにげない話題がまわりの子に広がって、わたしもね!ぼくもね!って話に入ってくる子もいます。
気付いたらいままであんまり関わってるの見たことない子同士が話してることも。

おしゃべりは、得意も不得意も、強いも弱いも、そんなものないから、だれでもはいってこれちゃう。
普段はドッヂボールばっかりしてる男の子と、ドッヂボール苦手な女の子だって、自然と同じ空間にいれちゃう。

だからわたしは、思いっきりたのしく遊ぶのと同じくらい、
ただ座ってみんなとおしゃべりする時間がすきです。

そんな、わたしがなんかいいなぁ、すきだなぁって思い続けてきたことを、
さきがいいなって思ってくれて、なんかいまいずみっぽいなって言ってくれたことが嬉しくて
きょうはこんなブログを書いてみました!以上!いまいずみ子どもの家の活動報告でしたー!