レポート

2019/03/12

玉縄子ども会館㊽〜私の風船の巻〜

こんにちは!!

お引越しで部屋の片付けが大変です。ありさです!(笑)

先々週ロケットの本を読んで構造を知った時、風船でロケットが作れるかもしれないと思いつきまして

今日作っちゃったんです!

そこで感じた感動体験を伝えたいです!

男女含めた5人で風船ロケットを作ることになりました

周りのことも考えて風船をところ構わず飛ばさないことや

風船を持ったままほかの部屋に移動しないことを約束して

早速作ることに!

最初の最初に大きな関門が!!

そらは自分で風船を膨らませて縛ること。

全員1年生だったこともあり

自分で膨らませたことがない子もいましたし

縛ることは誰一人やったことがないと言っていました。

5人中4人は風船をぷーっと簡単に膨らませて

私に「結んでー!」って。

「自分でやってみな」っていうと、少し困った顔。

いつも誰かにやってもらってたのかな。

想像しながら手を動かして頑張っている。

輪っかを作って通すんだよ!って見せてあげたり

途中まで手伝ってあげたりしながら

なんとか自分の力で最後まで風船を作ることが出来た。

一人の女の子はまだ風船を膨らますことに手こずってる模様。

もう口のところがベチャベチャ(笑)でもやってみる。

やっと結べた子たちが女の子に近づいてきた。

「もっと息をぷーって強くやるんだよ」

ってアドバイス。

頑張ってやってみる。

少し膨らむけど息が続かなくてしぼんでしまう。

そしたら、ぷーって風船が少し膨らんだところでおともだちが風船の口をつまんだ。

「持ってるから息吸って!!」

大きく息を吸ってもう1回!もう1回!だんだん膨らんできた!

ぶーーーーーーーーーーー!!!!

手を離すタイミングと息を入れるタイミングが合わなくて空気が口の中に抜けちゃった!

げほっげほっ。少しむせた。

でも風船が膨らむ映像がみんなにみえた!!

さあ!もう1回やろ!次こそ!!!

気づけばみんなが集まっていた。

風船を膨らませている子。つまんでいる子。

吸って!吐いて!って応援する子。

静かに祈ってる子。

できたー!!!!!

そこからさっき知った風船の結び方の知識を自慢げにみんなで女の子に教えてあげていた。

決してすっごい大きくできた訳ではないし

どこかで売ってるようなバルーンアートとかでもない。

けど、女の子にとって今までで1番特別な風船。

みんなが協力してくれて

自分で最初から最後まで膨らませた風船。

女の子は目をキラキラさせて、お母さんに自慢しながら両手に抱いて持って帰った。

ロケットを作る前に時間が来てしまったため

今日は風船作りになってしまったがどんなに時間がかかっても

自分で決めたことを自分の力で最後までやって出来た経験ってとても大切だなって感じました。

これは子どもだけでもないし、私自身も改めて気付かされました。