レポート

2025/09/28

みんなで朗読後期①「小泉八雲の世界!」

9/28、後期第1回目の「みんなで朗読」の活動を行いました!!!
1月に行う発表会に向けて、今月から練習が始まります!

その様子について、朗読担当の、早稲田大学3年みずきがお伝えします🙌🙌

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みんなで朗読とは…💭

子ども、大学生、大人、3世代でスーパーフラットに朗読をする活動です!
月1回、円覚寺さんなど、鎌倉のお寺の塔頭様を会場としてお借りして行っています!

プロの朗読講師である中里貴子先生にご指導いただきながら、
自分の声を出して、作品や、みんなで朗読する一体感を味わっていく、そんな活動です!

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おはよー!
鎌倉駅に集合です!

今回の活動はお寺さんではなく、鎌倉市福祉センターで行います!

まずは発声練習!

今日はいつもより丁寧に!呼吸から意識します。

息をすーーっと吐いて

大きく息を吸って、

「あーーーー」

北原白秋の「五十音の歌」を、大きな声で発声しました!
体が内側からぽかぽかしてきます!

 

その調子で!our朗読!

今月の詩は北原白秋の「山の月夜」です

だんだんと涼しくなってきた9月、月が綺麗な季節です。

帰り道、月を見上げてくれたらいいなと思いこの詩を選びました!

それぞれ、好きなペースでみんなで朗読してみます!

 

誰視点の詩なんだろう。空から見てるのかな?窓から見てるのかな?

朴の葉ってどんなの??

「、」「。」に注目してみたり、、!

感じたこと、気づいたことをみんなで話しました!

 

続いては、my朗読!

大人参加者の木幡さんが、小泉八雲の「だんごをなくしたおばあさん」を朗読してくださいました!

コロコロ変わる声色に、みんな惹き込まれます、、!

 

さあ!いよいよ、発表会に向けて、後期の作品を練習していきます!

後期のテーマは、、、「小泉八雲」!

朝ドラ「ばけばけ」では、小泉八雲の妻であるセツが取り上げられています。

ギリシャ出身にして、イギリス、アメリカでの生活を経て、
晩年を日本で暮らしたラフカディオ・ハーン。

日本をこよなく愛した彼の言葉には、
今忘れられているような日本の景色、
ひとつひとつに神が宿っているアミニズム思想が息づいています。

木幡さんが朗読してくれた「だんごをなくしたおばあさん」の中にも、
こじんまりとした素朴な家で暮らす幸せが書かれています。
日本人よりも日本的な視点に、
魅力的で不思議な作家だなと感じます。

 

さあ、そんな小泉八雲の世界に飛び込むべく!

小泉八雲ってどんな人??!クイズをしました!

みんな小泉八雲を知れたかなー!!

 

班に別れて各作品を読みはじめます!

作品ラインナップはこちら!

「雪女」「むじな」「お貞のはなし」「ちんちん小袴」「浦島伝説」「若返りの泉」です!

まずは読んでみて、みんなで思ったこと、気づいたことを話してみました!

難しい言葉は辞書で調べてみます!

「浦島伝説」班では、みんなが知っている浦島太郎の話と、
小泉八雲の浦島太郎を比べてみました!

龍宮城の場所は海の中なのか、島の上なのか

なんで箱を開けちゃったのかな?

なんで乙女は泣いてたんだろう!

気づきやはてながたくさん!

小学1年生のある女の子は、今まで読んだことがないくらい長い文章を、一生懸命朗読していました!

これから4回、発表会に向けて作品を練習していきます

それぞれの班に、自分なりの、その子なりの挑戦がたくさん生まれていったらいいなあと思います!

 

次回の活動は10/26!

中里貴子先生が特別講師としていらしてくださいます!

そしてなんと!

小泉八雲研究の第一人者である池田雅之先生に講演していただきます!

とってもレアなこの機会!

ぜひみなさんご参加ください‼️

それではまた次回👋