レポート

2015/11/28

梶原あそび基地⑮ 「僕らのライバル」

秋晴れの今日は、梶原あそび基地にて朝から夕方までのたっぷり6時間、学生5人が子ども達と思いっきり遊んできました!
今日も遊びは盛りだくさん!
火起こしに、弓矢作り、ホットココアに焼き芋。
⑨

さらには恒例の野球、ドッヂボールにだるまさんが転んだ・・・など、にぎやかな活動となりました!

前回に続きまして今日もブログを書かせていただくのは、
“まえけん”ことゆうきです!
今日は僕が感じた今の子ども達の”遊び”について書きたいと思います!

最近の子ども達、そして今日の活動で一緒だった子ども達とお話をしている中で気になる話題が挙がりました。

「ユーチューバー」です!
みなさん、ユーチューバーという方々の存在をご存知でしょうか?
動画サイト「youtube」に自身で撮ったおもしろ動画や、何かに挑戦した動画などを投稿している方々の事で、毎日多くの視聴者に面白さを提供しています!
有名な方の名前を挙げればヒ〇キン、〇じめ〇ゃちょーなどyoutube界のヒーローがいらっしゃるわけですが、
最近の子ども達はなんと、youtubeでこの人たちの動画をよく見ているらしいです。

今日会ったある女の子は、「○○の動画が一番楽しい!知らないとかおかしいんじゃない?」と笑顔で語ってくれました。
しかし、ここで思うことがあったのです。。。

「ユーチューバなんかより楽しいことなんざたくさんあるぜ!!!」

僕が小学生の時は、日が暮れるまで友達と野球をしたり、サッカーをしたり、近所の家の敷地に入りながら鬼ごっこをしたり、ドッヂボールのボールが用水路に落ちたのを救出したり、、、
毎日誰かと汗を流して遊んでいました。
誰かが楽しませてくれるわけではなく、自分たちで「”楽しい”を見つける」ことに全力でだった気がします。

しかし、youtubeを見て”楽しむ”ことはとても受け身的な”楽しさ”だと僕は思います。
たしかに面白いとは思うけど、自分で見つけて、自分で動いて、自分で作り出す楽しさ!ってもっと楽しいぜ!

ということを少しでも伝えられたら、と考え続けた今日の活動でした。

そんな中行った今日の活動で、僕にとって懐かしい瞬間が一つありました。

それは子ども10人と僕で行った鬼ごっこの時間のことです。
お昼の時間が終わり、みんなで外に飛び出すと子どもたちがすぐさま鬼ごっこの陣地を決め始めます。
「この線から団地の中までね!!」

一斉に逃げ出して散らばる子ども達、しかしなんと!子ども達はみんなで、おそらく入ってはいけない近所のマンションの敷地を逃走中!!笑

「ダメだよ!!!」
と注意しようとする僕の頭には自分の子どものころの記憶がよみがえりました。
近所の団地をステージに全力で鬼ごっこする懐かしさと久々の興奮にテンションが上がっていても、やはり近隣の方々のご迷惑にならないよう気をつけようと声をかけながら奮闘しました。

そんな様子を、その場を通りかかった近所のおばさんが笑顔で見つめていました。
大声を出しながら、自分から”楽しいを生み出す”子どもたち。
その様子を微笑みながら見守る地域の方。

こんな姿が色々な地域で見られたら、子ども達にとっても、地域にとっても幸せなことだなと、感じさせてくれる瞬間でした。

今後も地域と子ども達の懸け橋になるべく、子ども達との「楽しい!」を作り出していきたいです!

さて、そんな楽しさ満開の梶原あそび基地の活動も今年最後の活動が迫ってきました!
待ちに待った次の活動日は、12月5日(土)です!
③

楽しいときはいつでも体はポッカポカ!
みんなのアツさで吹き飛ばしていきましょうーーーーー!