レポート

2016/03/15

山崎子ども会館㊷『学びと反省』

こんばんは!

明学2年のたつきです!

ちらほらと小学校では卒業式が始まっていて、別れと旅立ちの季節だなぁとしみじみ感じています…

さて!今日も山崎子ども会館にお邪魔してきました!!!

山崎子ども会館に行き続けて、早2年。

この2年間週一回たくさんの子どもたちと遊んだり、勉強をみたり、たくさんの関わりをしてきました。

もちろんケンカしたり叱ったりすることも…

今日はその叱るというについて少し思ったことをお伝えしたいと思います。

ケンカ…といっても少しだけ意見や主張がすれちがうだけ。

自分はこうしたいのに、どうしてこうするの!?

と子どもたちは自分の意見を言いたいだけ言って、時にはその表し方を暴力にしたり、つばを吐いたり、モノを投げてきたり、無視したり…

まだ言語力が拙い子どもたちなりの意見の表し方・起こり方をしてきます。

その時に子どもたちからは年齢の離れている大人としてみなされている私たちは「どうしてこんなことするの!」と強く言ってしまいがちになってしまうものだと思います。それも「大人の言葉」で…

子どもも大人も怒り方(大人の場合は叱り方)は様々。

様々だからこそ、どんな叱り方がその子に響くかわかりません。

そんな風に思った今日。
ぼくはある男の子を叱りました。

ある時、ぼくとその男の子含め10人ほどの人数で鬼ごっこをしていたところに女の子が「一緒に遊んで!」と遊びに誘ってきました。

その女の子はおままごとを全く別の場所でしていたので、「ごめん!4時まで待ってて!」と僕はその女の子と約束をしました。

そして4時になり、その男の子たち(みんなで鬼ごっこをしている子たちも含め)に「ごめんみんな!この時間から違う子たちと遊ぶって約束していたから抜けるね!」と半ば強引に言ってしまい、他の子たちは違う遊びに行ってしまったのですが、その男の子だけは「こいつとの遊びを邪魔された!あいつらの遊びを壊しちゃえばいいんだ!」と思ったらしく、その女の子たちのおままごとゾーンを壊し始めました。

ぼくはとっさに止め、
その子に

「〇〇がやられたらどう思うよ?」

「ぶっ潰す!!!」

「だろ。その〇〇が思う嫌なことをいまやってるんだぞ」

「でもぼくは遊びを邪魔された!だから壊す!」

「待て待て…」

のようにああでもないこうでもないと意見のぶつかり合いをしました。

その男の子とは一年生の時から遊んでいて、2年間の間で何回か叱ったりしたこともあり、叱る時「こうすればわかってくれる」と勝手にわかった気でいた自分がいました。

でも、ぼくはわかっていませんでした。

その子がわかってくれるには(先生談)

真正面から向き合って強く語りかけ、なるべく短い時間で終わらせるのではなく、

なるべく優しく、長い時間をかけて語りかけていくのが

一番効果的だと今日先生方から教えていただき初めてその子のことがわかりました。

自分が未熟だったこと、2年間もその子のことを見てきたのだからわかったつもりでいたこと、そしてわかっているつもりでもわかっていないことがたくさんあったということを反省しました。

また、今日のことをきっかけに子どものことをもっと知ろうと思ったし、
過去の経験だけを頼りにしないことの大切さも学べました!

ちなみに、そのあとはちゃんと仲直りしましたよ〜(^_^)

そして、今日の反省と学びをこれからに活かしていきたいです!

以上、たつきがお送りしました〜(^O^)