レポート

2016/09/13

山崎子ども会館⑱「隅っこで」

9月13日火曜日!曇り!

こんにちは!明学3年のたつきです!

今日は火曜日最後の活動!
9月の後半から山崎子ども会館は月曜日にお引越し!

今日は生春巻きパーティー!
誰が誰だかわかりますか?(^ ^)

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1つ質問があります。

みなさんは「あいつとは遊びたくない」と影で言われていたらどういう気持ちになりますか?

「何か悪いことしたかなぁ…」と反省したり、「別に気にしないもん」と気にかけなかったり…色んなことを思うと思います。

でも最初に湧く気持ちとして「悲しい」という感情ではないでしょうか?

それは本人ではない聞いている側の他人でもです。

どうしてこんなことを最初に書いたかというと、最近気になる1年生の女の子のことを今日の振り返りでみんなで話し、
それを伝えたいと思ったからです。

その女の子は、最近周りの子どもたちに「あいつと遊ぶとロクなことがない」と言われています。

同級生の友達や高学年の女の子たちにまで…

何か悪いことをしたからなのか?
それともありもしない噂がたっているからなのか?

直接子どもたちに聞いてみたところ「自分が作ったものを壊された」、
「あいつがやっている遊びはつまらない。意味がわからない」などの声があがりました。

聞いている限り、その女の子の「いいところ」は子どもたちの声からは出ませんでした。

一方、その女の子はというと、最近は隅っこで泣いてばかりいます。

わけを聞くと「みんなが遊びに入れてくれない」の一点張り。
遊ぶときもほとんどが1人での遊びです。マントを使って鳥になったり、ブロックを使っての工作をしたり…

1年生だから、敏感なのかもしれません。
積極的に自分から一生懸命に遊びの輪に入ろうとしている姿をよく見ます。
それをするたびに「こないで!」と強く拒否され、時にはぶたれることもありました。
でもめげずに「入れて!」と声をかける姿は正直言ってとてもつらいです。

「なんで!?」と反抗するときもありましたが、最近はそういうことも少なくなってきました。ずっと1人で泣いています。

いじめ…ってわけではないと思います。
でも周りの子どもたちにとってあの女の子は悪く言えば
「遊ぶときにひどいことをするやつ」というイメージがついてしまっちゃっているのかなと思います。

「遊ぶときは活発で、ちょっと不思議な遊びをする面白く、とても笑顔いっぱいの女の子」

これは僕個人が思うあの女の子の印象です。

別にこの印象を子どもたちみんなに持ってもらいたいってわけではないです。
でもこの魅力を僕は子どもたちに何らかの形で伝えたいと思っています。

その女の子が1人で隅っこで泣いている姿を見たくないから。

振り返りの中で出た結論としては、まずは多くの学生で「寄り添う」こと。
1人でいたら、そばにいてあげる。泣いていたら話を聞いてあげる。2人でも全力で遊ぶ。

毎週一回だけの活動でもできることは必ずある。

寄り添うことでその女の子にとっての「安心できる、笑顔でいられる存在」になりたい。

そんな風に思った今日の活動&振り返りでした。

以上!たつきがお送りしました!

 

「子ども会館☆パラダイス」

鎌倉市内の6カ所の子ども会館(学童保育施設)に学生がお邪魔して、「子どもたちの放課後を最高に楽しくしよう!」という思いで活動しています。様々な子どもが集まる子ども会館には指導員の先生方もいらっしゃいますが、そこに学生が子どもの輪の中に入って全力で子どもたちと向き合っています。その他にも鎌倉てらこやでは様々な事業を行っています!鎌倉てらこやについてもっと詳しく知りたい方はこちら

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