レポート

2022/11/08

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植木子ども会館㉙「勝ちにこだわらないゲーム」

こんにちは!あおいです!

今回は118日の活動報告をさせていただきます。

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鎌倉てらこやでは、鎌倉市内の学童保育(公設公営/公設民営/NPO)や、

放課後かまくらっ子(鎌倉版放課後子どもプラン)へ、

大学生ボランティアの派遣を行っています。

子どもたちの日常の放課後に、

大学生のお兄さん・お姉さんが定期的に遊びに行くことで、

元気がありあまっている子どもたちや、

何をしていいかわからずにぼんやりしている子どもたちと、

最高に楽しい放課後の時間を過ごせるように活動を行っています。

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今日はある女の子とフラッシュエイトというゲームをやったお話を書こうと思います!

フラッシュエイトは、自分のボードのコマを出されたお題の通りに並べて、
早かった人が勝ち!勝ったらカードをもらえて、
一番カードの多い人が勝ち!というゲームです。

わたしはこのゲームを前も同じ子とやったのですが、
その時はボロ負けしてしまいました
🥲

今回こそは!!!と思いながらがんばりました🔥

この女の子の他にも2人の子が入って来てくれて、
4人でやることになりました。

最初の方はやっぱり前に強かった女の子が速くて、
みんなその子になかなか勝てませんでした、、、、。

でもわたしはやっていくうちにだんだんコツを掴んできて、
その子にちょっとずつ勝てるようになりました!

他の2人も頑張っていくうちに何回か勝てるようになってきて、
みんないい勝負になってきました。

でも1人の子がなかなか勝てず、「全然とれないよ〜」と焦っているようでした。

すると、一番強い女の子が「これ勝負じゃないからね、
大丈夫だよ。負けとかないから!」と言いました。

わたしは勝負のつもりでやっていたので、その子の言葉にびっくりでした。
その子の中では「自分の中でどれだけ速くできるか」ということでゲームをやっていて、
別に勝負をしているわけではなかったのです。

自分の中の戦いでも、一番速くコマを揃えられた嬉しさとか、
間に合わなかった悔しさとかを感じられるんだなと思って、新鮮な気持ちになりました。

もしかしたら、全然勝てなかった子を気遣っての言葉だったのかもしれませんが、
それはそれでその子の優しさに感動です。

その言葉を聞いてから、なんだか「みんなで頑張ろう!」という気持ちになって、
よりそのゲームが楽しくなりました。
自分の中での戦いなのに、
一体感とか完成した時の嬉しさとかを一緒に味わうことができて、
不思議で楽しい瞬間だったなと思います。

普段のボードゲームだったら「やってやる!」「負けないぞ!」みたいな思いがあって、
勝った時の嬉しさとか達成感が味わえるのかなと思いますが、
自分の中での戦いでもこんな気持ちが味わえるのだと思いました。

今日は勝つことを目的としないゲームも楽しいなと思った1日でした。

次回の活動も新しい発見ができるといいですね✊🏻

お疲れ様でした!