2015/07/26
みんなで朗読③ 7月「みんなで朗読」活動日誌
梅雨が明け、あつ~い季節がやってきました!
そんな暑さに負けるな~!今月も大きな声で「みんなで朗読」!
【場所】円覚寺 如意庵
【時間】13:30~16:30
【参加人数】 子ども22名、大人11名、学生14名
みんな夏バテしてないか心配だったのですが、会が始まるとみんな姿勢が・・・ビシッ!!!
ご住職さんの木魚の音に合わせて、みんなで般若心経を読んでいきます。
本日は朗読担当の”さわこ”(中津)がお伝えします!!!
朗読をする前に、大切な「発声練習」!
今回も朗読の先生 中里貴子先生が上手な声の出し方を教えてくれます。
アメンボ赤いなアイウエオ!! みんな、さっきよりも声出てきてるよ~!
そして活動のメイン「杜子春」をみんなで読んでいきます。
今年度は芥川龍之介の「杜子春」を一年かけてみんなで読み込んでいくんです!
今日は「杜子春」パート2を読んでいきます。
前回の活動ではお金持ちになったものの、
贅沢な暮らしが続いたことで、再び貧乏になってしまった杜子春が描かれていました。
今日はその気になる続きをみんなで読みます・・・!
あれ?ここはどういう意味だろう?
ここはどういう風に読んだら良いんだろう?
やっぱり「杜子春」難しい・・・
みんなで教え合ったり、意見を言い合ったりします。
子どもから教えてもらうことも多くて、学生や大人も新しい発見がたくさんです!
1人で読むには難しい作品だけれど、みんなで読めば、新しい発見・理解があります。
話し合いに夢中になりがちだけれど、みんな、暑いから水分補給忘れずにね~
そして、お気に入りの作品や、自分の作った作品を持ち寄ってみんなの前で読む「My朗読」のお時間です。
今日は自分で書いたお話を読んでくれるそうです。どんなお話だろう?
マジックのお話を書いてきてくれました!ちょっとクスッと笑えるような場面もあって素敵なお話♪
偶然マジックの本を持ってきている子が他にいて、びっくり!
何?マジックが流行っているの~??
「ずっと緊張してたの!」
お疲れ様~!緊張してたとは思えないほど上手で面白いお話だったよ!
お次はみんなで一つの作品を朗読する「Our朗読」のお時間です。
今回は向田邦子の「水羊羹」。
読んでいるうちに水羊羹が食べたくなってきた~!
そしてお待ちかねの中里先生の朗読!
今回は、今年で終戦70年目ということで
野坂昭如の「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」です。
今回も中里先生の作り出す世界観に引き込まれ
最後には「クジラが可哀想・・・」という感想がたくさん・・・!
普段は感想を言わない子が、思わず感想を言ってくれるほど夢中になっていたようです。
そして・・・活動の後は、毎年恒例の「懇親会」!!!
円覚寺の帰源院さんへ。
夏といえば・・・みんなお待ちかねのスイカ割りです!
もっと左だよー!! あ~そこそこ!行け行け!!
パッカーーーーーーン
ガブ~ッ!! 自分たちで割ったスイカ!美味しさも100倍!!!
その後もみんなで、飲んで、食べて、喋って
気が付けば、あっという間にお別れの時間・・・
今日一日、暑かったけれど、大きな声で朗読したおかげで夏バテ吹っ飛びました!
最近の朗読会では多くのみなさんが参加して頂いているので、
活動の中だけではお話しすることが難しい、子どもたちや保護者みなさん、
年配のみなさんや、和尚さんなど、たくさんのいろいろな皆さんと懇親会でお話しすることができました。
話の内容も、好きな本の話や、恋愛トーク、大先輩の人生観などなど、
じっくりといろんなことを話すことができて、より仲が深まった一日でした。
日常とは違うゆったりとした空気の流れるお寺さんだからこそ、みんなリラックスして
よりいろいろな話をすることができるのかもしれないと思いました☆
次の朗読は一か月お休みして、9月27日(日)の予定です。
みんなまたね~!杜子春読んできてね~!
みんなで読めば楽しさ倍増!!!
「みんなで朗読」9月もよろしくお願いします!