2018/03/18
☆2017年度食育建長寺合宿2日目☆
こんにちは~
2017年度食育建長寺合宿の学生リーダー、明治学院大学3年の狩野萌子です。
お待たせいたしました!昨年度3月17日、18日に、鎌倉にある建長寺さんで行わせていただいた、
食育建長寺合宿のご報告をさせていただきます!!
それでは~~~~2日目!!
おきて最初にすることは……..坐禅。
ねむいけど…がんばろう!!
なんで朝いちばんに坐禅をするんだろう、どうしてだろう気になるなぁ~~
坐禅がんばったあとは、あさごはんの時間です。
朝も研修料理をいただきます。
おっとっと、いただきますの前に、「生飯(さば)」をとらなくっちゃ。
生飯とは、お供えをするために、ちょこっとだけとるご飯粒のことです。
こんなふうに、小さなお皿を順番にまわしながら、ご飯粒をのせていきます。
いのちをいただいていかされているわたしたち人間。
「いただきます」の言葉も、いつもよりちょこっと心をこめて言えたらいいな。
みんなが食べるために裏方の学生が並べてくれているお皿。
じつは、いかにきれいに美しく並べるか、ということでこだわりをもって並べてくれているんです。
まさに”匠”ですね!
最後は「洗鉢(せんぱつ)」をします。
自分の使ったお皿にお茶をそそいで、たくわんを使ってきれいにします。
どうして洗鉢をするんだろう、きになるなぁ~~~
次は、お掃除の時間!
2日間お世話になったお寺をぴっかぴかにきれいにしよう!
こんなによごれがいっぱい取れたーーー!
草むしりのお手伝いもさせていただきました!
お掃除がおわったら、みんなお待ちかね、、、、、!
企画の時間だ~~~
「あっち向いてーーーそい(soy)!!」
ついに、自分たちでつくったお豆腐とおから、豆乳などなどを使って調理をします!!!
冷ややっこ、おからドーナツ、豆腐パフェ(どんななんだろう…)、ぎょうざ、お豆腐ハンバーグ、お鍋、ホットケーキ、、、、
各班それぞれで考えたレシピでつくっていきますよ~~
それではいただきます!
大豆からつくったお豆腐やおからや豆乳を使って、、、
自分たちでこだわりをもって、考えて、つくった料理は、いつもとは一味もふた味も違う!
みんなに自慢したくなっちゃうほどおいしいんです♪
片付けもしっかり。
自由時間だ~~~~~~!!!!!
自由時間のうらでは、応供堂にて、保護者報告会が行われています。
親御さん担当のがーりー(田丸由美)が司会をしてくれましたよ~!
2日間をともに過ごした、班の学生から子どもたちの様子を伝えさせていただきました。
班ごとにつくったお豆腐を親御さんにも食べていただきました!!
お味はいかがでしょうか~~
おわかれの時間が近づいてきました….
閉会式です。
和尚さんと、永井さんよりお話をいただきました。
最後には、みんなでスライドショーを見ました!!!
あっという間の2日間、みんなにとってどんな2日間になったのかなぁ。
たっくさんの子どもたち、親御さんがきてくれました。ほんとうにありがとうございました!!
今回大豆からお豆腐づくりをしたのは、自分なりのこだわりを持って、いちから何かをつくることによって、その食材だったり一緒につくった仲間だったり、に愛着がわいてくれたらいいなぁと思ったからでした。「いかしきる」精神がつまった建長寺さんで、いちから作るからこそ、お豆腐や大豆がちょこっと特別なものになるんじゃないかなぁ。そしたら日常にもどってお豆腐をたべるときに、あのとき一緒につくったなぁなんて思い出して、今までとは同じお豆腐なはずなのになんだか違うものになって、少しでも毎日の食事がたのしくなってくれたら嬉しいな、というおもいがありました。
実際に合宿でお豆腐をつくる子どもたちのなかで、おぼろどうふ(にがりを入れてすぐの、少し固まった状態のお豆腐)を味見した男の子が、「わぁ、うまうま!!」ってとびっきりの笑顔で食べていたんです。そう!これが私のやりたかったことだったんだ、とその子の表情を見たときに思いました。
いつものご飯のときに、たとえばお味噌汁にお豆腐が入っていたとして、こんなにおいしいと自然に思ってしまうことってなかなかないことだと思います。でも、実際に大豆から自分でつくってみたからこそ、あの時の”とびっきりのおいしい!”に出会うことができたんじゃないかなぁと感じています。
保護者報告会に参加してくださった親御さんから、「去年合宿に子どもが参加したあと、好き嫌いばかりしていたうちの子が、少しずつ嫌いなものも食べるようになった、だから今回も参加させてみようと思ったんです。」というお話しをうかがうことができました。
今回の合宿でも、「おうちではおかゆはまったく食べないのに、合宿だと平気で食べていたと聞いて驚きました」という声や「普段は好んで食べないお豆腐だけれど、てらこやでつくったのに似てる、と喜んで食べたことがあった」、「普段から食べ物の好き嫌いをしない子だったが、合宿参加後はさらにきれいに食べてくれるようになった」など、嬉しい声をたくさんいただいております。
私たち大学生ができることなんてほんとうにちっぽけかもしれません。でも、そんなちっぽけなことが、子どもたちの毎日を少しでも楽しくするきっかけになってくれていたら、と思うと、合宿を開催することができて、ただただ良かったなと思うばかりです。
ご報告が大変おそくなってしまいましたが、2017年度食育建長寺合宿を無事開催することができたこと、とっても嬉しく思っています。食材を送ってくださった小田先生、お豆腐の作り方をていねいに教えてくださった関本豆腐店の方々、建長寺の方々、お手伝いや当日のプログラムに参加してくださった保護者の皆様、その他たくさんの方々のご協力がなければこの合宿を開催することは出来なかったと思います。感謝申し上げます。
今年度から食育の活動を再開したく、動いているところです…..!おたのしみに!!
それじゃあ最後に~
「あっち向いてーーーーそい(soy)!!!」
みんなまた会おうね!!!!ばいばい!!!!!