レポート

2019/07/22

いまいずみこどものいえ⑪『本心は?』

こんにちは~
やっと梅雨明けが見えてきましたね!

今週(7月22日)も元気に!
いまいずみこどものいえで活動してきました~~~!

子どもたちは、早くも夏休み☀

毎年、夏休みには活動をお休みさせていただいていたのですが、
今年は夏休みにも伺わせていただくことに!!
今日も、プレイルーム(ボールなどで遊べるところ)には元気な声が聞こえています。

最近、私たち学生は子どもたちとのかかわりの中で悩みを抱えていることがあります。
それは、友だちが楽しそうに遊んでいるところに、
ちょっかいを出して楽しく遊んでいる友だちに嫌な思いをさせてしまう子がいること。

一緒に遊びたいのかな?と思い、遊びに誘ってみるも、
ちょっかいを出してそのままどこかへ逃げてしまう。

このままでは、楽しく遊んでいた子の気持ちが浮かばれない!!と思い、
私は「どうしてちょっかいを出すの?」と理由を聞くためにその子を追いかける…。

その子は逃げ続ける…。

そんなことがしたいわけではないんだよなあ、と。いつも活動が終わるたびに思います。

みんなと一緒に楽しく遊んで過ごしたい。
最高の放課後を子どもたちに届けたい。一緒に作っていきたい

という想いで活動をしているはずなのに。
どうして、ちょっかいを出すんだろう。その子の本心がわからず、学生間でいつも考えていました。

そして今日、事件は起こりました。

プレイルームでみんなで大縄をして遊んでいたときです。
大縄をいつもより早く回して、誰が一番長く飛び続けられるか?!勝負をしていたときでした。

高速で回転する大縄に果敢に挑む子どもたちと、
縄の速さにキャーキャー言いながら応援する子どもたち、大盛り上がりでした。

そこに、、、柔らかいイスを投げる子どもが…!

いやいや危ない!!

ケガには繋がらなかったのですが、楽しく遊んでいた子どもたちは大ブーイング。
そりゃあ、無理もないよなあ…。ただ、楽しく遊んでいただけなのに…。

いつもなら、ちょっかいを出して逃げる子を追いかけていましたが、
今日は、そばにいてみることにしました。

ああたぶん、楽しそうに遊んでいる友だちの姿が羨ましかったんだろうなあ。
素直に「入れて!」って言えなくて、ちょっかいをだしているんだろうなあ。
そう感じたからです。

私がその子の隣に座り、一緒に友だちの大縄への挑戦を楽しそうに見ています。

しばらく経った後…

「やーりーたーいー!」
その子の渾身の叫びが…!

無事に、友だちに叫びが届き、一緒に大縄を楽しむことができました。

子どもたちとかかわっていて、子どもたちの本心や本音が見えず、どうすべきか悩むことはよくあります。
今回、粘り強く隣にいてみたことで、その子の本心に触れられたような気持ちがしました。
子どもたちひとりひとりの本心に目を向けて、
最高に楽しい放課後を一緒につくっていきたいなあ。改めてそう思いました。

来週の活動も楽しみです♡

以上、しおこんぶ。でした~~~!