レポート

2020/09/23

植木子ども会館⑦「わくわくジェンガ」

こんにちは〜!

てらこや3年のづぅーです!

9月23日の活動を報告していきまーす!

今日はある女の子と関わりました〜。
その子が、2階のお部屋で遊んでいるのを見て、
以前の振り返りで名前が出ていたのでなんとなく気になって話しかけてみました。

「何してるのー?」と聞いてはみましたが、こちらを見るだけで、答えてはくれませんでした。
そのあとも何度かこちらから話かけてはみましたが、
頷くか首を横に振るだけでやはりなかなか話してくれません。

そんな彼女と何かして遊んでみたいなあと思い、何か良い遊びはないかなと思って、
「何か遊びたいものとかある?」と聞いてみましたが、やはり答えてはくれず。
どうしようかなって思っていた時に、
そうだ、ジェンガをやってみようと思い提案してみると軽く頷いてくれました。

そのあとさっとくジェンガをしてみましたが、持ってきたジェンガが、
なんと普通の量の2倍くらいありました。

どうしようかなと思い、彼女に普通の大きさと、2倍の大きさどっちでやりたいか聞いてみると、
2倍の大きさでやってみたいと頷いて反応してくれました。
彼女のやりたいことがわかったので、さっそく2人で2倍分のジェンガを積むことに。

しかし、なかなか思うように積めません。
2倍となると大きすぎてバンスが崩れてしまい、始めるまでに何度も積み直しました。

やっと積み上げてはみましたが、やっぱりバランスが悪くて、少し傾いただけですぐに崩れてしまいます。
また、女の子の方があんまりやったことがなかったのか、結構雑にジェンガを抜くんですよね。
それもあってやっぱりすぐに崩れてしまいます。

でも、その子は、積み上げることも楽しかったのか、崩れてもびっくりはしますが、
また楽しそうにジェンガを積み始めます。

崩れるたびに2人で一生懸命積み上げていると、
それを見た他の子どもたちが「一緒にやりたい」と話しかけてくれました。
その子も他の子どもたちを快く受け入れ、みんなでいざ積み上げていきます。

崩れるたびにきゃーきゃーみんなで言ってやっていましたが、
「次はここがとれそうだね!」や「ここは難しいかもね。」と学生から声をかけていくことで、
徐々にみんなでジェンガを抜くアドバイスしあったり、
他の子のを見て次はどこを狙おうか、すぐに崩れてしまうけれど、
その一回一回をみんなが真剣にやっていました。

また、崩れてしまう度に「綺麗に積み上げるにはどうしたらいいのかな。」と聞くと、
「こうやったらいいんじゃない?」とか「並べる人と積む人で分ければいいんだよ。」と言ったようなことを
子どもたちの方から提案してきてくれました。

途中までは、真剣にやっていましたが、
崩れてしまうことに対して途中で入ってきた子は飽きてしまったのかふざけたはじめてしまい、
帰りの時間になったり、他の遊びの方に興味がいってしまったのか
最後まで一緒にやることはありませんでした。

でも、その女の子は最後まで、こだわを持ってジェンガを積み上げてジェンガを抜くので、
私も最後まで一緒に熱中してジェンガをしていました。

片付けの時間が近づいきて、時間が中途半端になってきてしまったので、
最後の一回は普通の高さのジェンガで遊ぶことに。

片付けの音楽が流れてきましたが、ジェンガが倒れなかったので、
最後までやり切りたいと思い時間を気にせずにやっていたら、
近くにいた先生が応援してくださったこともあり、
女の子はすごく真剣にジェンガを抜いていました。

最後はその女の子か倒してしまいジェンガば終わってしまいましたが、
最後は悔しさと楽しいという気持ちで溢れている表情をしていました。

片付けている途中で「今日は楽しかった?」と聞くと、
言葉はありませんでしたが力強く頷いてくれました。

こだわりを持って積んだジェンガを夢中になって遊ぶこと、
それを学生も一緒になってやったことで、
彼女の中で放課後のちょったしたいきいきした瞬間に繋がったらいいですね。
次はお話できたらいいなあ。

以上報告でした。