レポート

2021/12/08

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放課後かまくらっ子やまさき⑮「試合に負けて、勝負に…」

こんにちは。かわのあおです。

早速ですが、やまさき子どもの家のブログをご覧ください!

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鎌倉てらこやでは、鎌倉市内の学童保育(公設公営/公設民営/NPO)や、

放課後かまくらっ子(鎌倉版放課後子どもプラン)へ、

大学生ボランティアの派遣を行っています。

子どもたちの日常の放課後に、

大学生のお兄さん・お姉さんが定期的に遊びに行くことで、

元気がありあまっている子どもたちや、

何をしていいかわからずにぼんやりしている子どもたちと、

最高に楽しい放課後の時間を過ごせるように活動を行っています。

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今日は私が大学一年生、
つまりやまさき子どもの家に行き始めた頃からの顔なじみの今はもう4年生となった女の子が珍しくちょっかいをかけてきました。

いや、正確に述べるとちょっかいをかけてくるのはたまにあるのですが、
いつもかけるちょっかいはほんの一瞬ですぐに元の輪に戻って遊んでしまうのですが、
今日は私がそのちょっかいにいつもよりかなり反応したことで、彼女もまた私に関わろうという意思を持ったのかもしれません。

そんな彼女が同じ学年の友達とやっていたことは、百人一首でした。
そのグループはだいたいいつも同じメンバーで固まっていて、最近は百人一首をやっているのを見かけます。

私自身、小学生以来百人一首は触っていないので、
実は敬遠していたその遊び…

他の学生の振り返りを聞く限り、
彼女たちは毎日やっているからか相当強く、
太刀打ちが出来ないとのことでした。

もちろん、ブランクの大きい私が彼女たちに挑んだとしても、
結果は火を見るより明らかなことは誰にでもわかります…汗

いざ挑んでみたところ…

もちろん惨敗!

対戦相手にもなれない!申し訳ない!

そう思って対戦相手を代わってもらおうと打診したのですが、認められず…

構図としてはただ札がとられるのを目の前で見ているだけに…

でも、彼女たちとちゃんと同じ空間で関われたのって久しぶりだったんです。

代わった方が彼女たちにとって、
よっぽど対戦になって楽しいのではないかと思っていたのですが、私をその場からはけさせてくれないのでした。

僕はボロ負けだったのですが、勝ち負けよりも彼女たちと一緒に遊べたのが楽しかった。
いっぱいバカだの何だの言われたけど幸せでした。

直接確認はしていないけど、きっと彼女たちも同じような気持ちで楽しんでくれたのだろうか。
圧勝するのが楽しかったのだろうか。わからないけど、そのときの彼女らは楽しそうだった。

ケンカとかいざこざとかあるけど、
すくすく育ってほしいなとなんだか父性のようなものを抱いた一日でした。