レポート

2022/01/12

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放課後かまくらっ子やまさき⑲「Yamasaki buzz time」

お久しぶりです!鎌倉てらこや3年の川野碧です!

私個人的には新年一発目の活動でしたが、今週も山崎子どもの家にお邪魔してきました~!

皆様今年もよろしくお願いします!

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鎌倉てらこやでは、鎌倉市内の学童保育(公設公営/公設民営/NPO)や、

放課後かまくらっ子(鎌倉版放課後子どもプラン)へ、

大学生ボランティアの派遣を行っています。

子どもたちの日常の放課後に、

大学生のお兄さん・お姉さんが定期的に遊びに行くことで、

元気がありあまっている子どもたちや、

何をしていいかわからずにぼんやりしている子どもたちと、

最高に楽しい放課後の時間を過ごせるように活動を行っています。

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さて、今回は、以前UNOを一緒にやったときに私に勝ってとても大喜びしていた女の子と一緒にいました。

今まで感じていたおとなしめの彼女は見る影もなく、
会館に入ると複数の友達と将棋崩しを楽しんでいる彼女の姿がありました。

一段落し、ふらふらさまよい始めたのについて行くと突然、

「TikTokで将棋の駒を慎重くらいまで積み上げていた人がいたんだよー」

そう言ってきました。

将棋の駒をどうやって積み上げるんだろう。
まさか平面に何枚も積み上げるんだろうか。ふつふつと疑問が湧いてきます。

背丈は無理でも膝くらいまでなら積み上げられるだろうと思い、
動画と同じ事をしてみようと提案し、やることに。

要領はトランプタワーと同じような感じで、直立させた二つの駒の上に一つ駒を乗せるという作業を幾重にも繋げていくというものでした。

 

最初は余裕だろと思っていたのですが、いざやってみるとこれが結構難しい。
同じ駒でも大きさが違ったり、歪んでいる駒があったりと、お互い2段目まで積むのに精一杯。

さらには地面から伝わる振動や、時々来るギャラリーの横やりに戦々恐々としながら二人で積み立てました。

一度休憩し再開すると、普段私といつも遊ぶ男の子が将棋を指そうとやってきたのですが、
私も彼女もどうしても積み立てたくて、自分はこれがやりたい!と意思表示をして、
黙々とやっていると、その子も一緒に始めました。

「つまんないーい。あおさん、将棋やろうよ~」

口ではそう言いつつも、積み上げるときには

「真剣にやるの難しいね!」

なんて案外楽しんでいる姿も見られたりして。将棋は指せなかったけど、
こちらが真剣にやっていることに対してベタベタくっついて来るだけ訳でもなく、
一緒に真剣に駒を積めたことはとてもよかったです。

もしかしたら彼にとっては大満足な日ではなかったかもしれないけど、
何か一つ、将棋の駒で遊ぶということが彼にとって新しい刺激や感情を生み出せていたらいいなと思います。

もちろん彼女は終始楽しそうにやっていたし、積むときの緊張した顔つきや、倒してしまったときにでるちょっぴり叫び声など、彼女にとって、良い放課後になってくれていたら良いなと思います。

途中でお姉ちゃんの話や、最初に話したTikTokの話の続きなんかもしたりして、
私にとっても良い時間を過ごせたと思います。

また次回も様々な関わりをして、たくさん刺激を与え与えられる活動をしたいです。