レポート

2023/12/20

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うえき子どもの家㉞ ~あの時といまも同じ~

みなさんこんにちは!担当者のれいたです!
今年も残すところあと11日になりました、、
一年が経つのは早いですね💦
それでは12月20日の活動を振り返っていきたいと思います!
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鎌倉てらこやでは、鎌倉市内の学童保育(公設公営/公設民営/NPO)や、
放課後かまくらっ子(鎌倉版放課後子どもプラン)へ、
大学生ボランティアの派遣を行っています。
子どもたちの日常の放課後に、
大学生のお兄さん・お姉さんが定期的に遊びに行くことで、
元気がありあまっている子どもたちや、
何をしていいかわからずにぼんやりしている子どもたちと、
最高に楽しい放課後の時間を過ごせるように活動を行っています。
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今日は、ある上級生の女の子と多く関わりました!
僕が担当者をする前から知っていて、2年以上関わり続けてきた子どもです。
いつもは僕の方から声をかけるのですが、今日は彼女の方から声を掛けてくれて、
「一緒に遊ぼう!」と話しかけてくれました!
ちょうど去年の今頃は、「こっちに来ないで!」とか、
「てらこやきらい!」とよく言われていたので、
ずいぶんとその女の子は変わったのかなと思います。

当時を振り返って、その子は本心からてらこや学生のことは嫌いではない、
きっと学校とか家庭とか色々なところでストレスを抱えていて、
それがたまたまてらこや学生にベクトルが向けられている。
同じく担当者をしていた先輩とそうかもしれないと考えていました。
その証拠に当時女の子と腹を割って話したことは無かったけれど、
こちらが根気強く関わると口ではいろいろな憎まれ口を話すものの、
とても嬉しそうで楽しそうな笑顔を見せてくれるのでした。

今年になって、彼女には弟がいて実は長女であることを初めて知りました。
僕は末っ子だから一番上の気持ちはわからないけれど、
いつか下に弟・妹がいる一番上の友だちが、
「下の子たちのために、手本にならないといけないことがたくさんあった。」と話していたことを思い出しました。

もしかしたら、家庭などで長女としてしっかりと振舞わないといけないからこそ、
家では中々甘えることができずにいた。
そして、彼女にとってお兄さん・お姉さんの立場であるてらこや学生には、
不器用ではあったものの甘えたかったのではないか。

もちろん彼女に直接聞いたわけではないし、
全て憶測ではあるけど、
私たち学生への悪態はやっぱり甘えたい気持ちの裏返しだったのではないかと、
いまになって強く思うようになりました。

だからこそ、そんな彼女の方から初めて素直に「一緒に遊ぼう!」と声をかけてくれたことは、
とても嬉しく特別な思いがありました!

担当者として会館の子どもと向き合い続けたからこそ見ることができたその子の変化であり、
植木会館の担当者を務めてきて本当に良かったなと心から思いました!

それではまた来週~!!