レポート

2019/05/29

大船子ども会館⑥「やってみる」

こんにちは!

身長は自動販売機より大きいです。
どうも、けいごです!?

今日は自分にとってちょっとした発見のあった日でした。
ぜひお時間ある方は寄っていってください!

今週も大船子ども会館へ行きました。
今回は外遊びの様子をお伝えしたいと思います。

僕は大学の授業の関係上、少し遅れて活動に行きます。
到着するともう外遊びが始まっていました。

走り回って遊ぶグループ、サッカーで遊ぶグループ。

遊びは大きくこの2つに分かれていました。
自分は人数の少ないサッカーの遊びに入ることにしました。

「いれて!」

この一言を言うのって案外勇気がいるんですよね。
きっと、断られたらどうしようとか考えちゃうんでしょうね。 

すると、サッカーをやってたある子が「いいよ!」と返答。
またある子は「ダメ!!あの人が入ったら絶対かてない!」と。

体格差はあるものの、昔からサッカーが苦手な僕は、
「サッカーやってなかったから、ちょー下手だよ」 
と言うと、体格差の不利を無くすために子ども達から
「じゃあ膝立ちでキーパーならいいよ」
と、素晴らしい提案をしてくれました。(その発想があったか!と感心してしまいました笑)

そんなこんなで僕を含む3vs3でキックオフ!
昔からサッカーは苦手だったので、キーパーばかりやっていました。
今回も膝立ちだったとは言え、入れられてたまるか、と言う気持ちで全力でセーブしました。

攻めて、攻められて。

でも中々点が決まらない状況の流れが変わったのは、
1人の子どものお迎えにより、こちらチームの人数が減ってからでした。

2vs3

人数的に明らかに不利な状況になり、
「そろそろ立っていいー?」 
と聞くと、
「いいよー」
と快く返答が返ってきて、そこでやっと立ち上がることができました。
それからはチームの子どもと、交代で攻めて、
疲れたらキーパーを交代するという連携をしました。

点が決まるたびハイタッチをして感動を共有しました。

自分もその子も汗だくになりながら攻める、守るを繰り返していました。

 
自分も活躍しなくては、と”それっぽい感じ”でドリブルをしたりして攻めました。
自分の本気度が伝わればいいなという想いで。
途中で、外部からサッカー少年がふたり
「おれもはいっていいー?」
と、参加しました。

 
ふたりとも
「この人と戦いたい」
と、僕の相手チームに入りました。 

さすがに不利だ、ということで、相手チームのひとりの子が自らこちらのチームに来てくれました!
子ども自ら全体を見た上でパワーバランスを合わせられていて、
遊びを平等に楽しもうという前向きな気持ちに感心してしまいました。

その後は入れて入れられてを繰り返し、みんな汗だくに。

自分も息を切らせ、汗を滴り落とし、負けてたまるかと全力でした。

 
不思議とその時は、サッカーに対する苦手意識はありませんでした。

というか、そんな事感じる隙もないくらい本気だったんだと思うんです。

最終的に同点で終わりました。

そして時間になって、子ども会館に入ってからの事です。

そのあとから入ってきたサッカー少年ふたりが、僕に興味を持って、話しかけてきました。

「名前なんて言うの?」

とか

「いつ、きてんの?」

とか聞いてくれて、また来週サッカーできたらいいねと話しました。

そしてそして、そのサッカー上手い少年から、「サッカーやってたでしょ。めっちゃうまい!」と言われました。

  
きっと僕の全力が伝わってくれたのだと思います。

今までは、「サッカーって上手い人だけが楽しいスポーツじゃん」と、
サッカーが上手くない僕は、サッカーに対して苦手意識を持っていました。  

そのために子どもにサッカーを誘われても、
「サッカー好きじゃないから」
と断ることがほとんどでした。

 
やっぱり固定概念は良くないですね。

実際全力でやってみたら楽しいじゃない!

そんな事を子ども達に気づかされました。  

「つかれるから」とか「苦手だから」とか、やらない事を正当化する前に、
まずは“やってみる”ことの大切さ・楽しさを教えてもらいました。

これからも大船の子ども達と一緒に、いろいろな事にチャレンジしていきたいと思います。
いじょう!けいごでした~^ ^