レポート

2019/06/04

植木子ども会館⑤「楽しいの価値観」

こんにちは~!
まこです🌈
6月4日も楽しく活動に行ってきました~!
今日は、一緒のチームでドッジボールをした女の子とのエピソードについて報告します✩.*

ドッジボールの時間が始まる前に、
わたしは、おままごとをしている空間にいました。

みんなで、なりきりながら楽しくやっていると、
気づくとドッジボールの時間に。

わたしはおままごとをして、打ち解けた子たちに

「一緒にドッジボールをやらない?」

と誘いました。
すると、

「やる~!!」

と乗り気で言った子が多くいて、楽しみのあまりいきなり走っていってしまいました。

その一方で、

「うーん、、」

といった感じで、否定はしていないけど、
やるのには抵抗のある女の子がいました。

わたしは、その子が、やりたいのかもしれないけど、
何か踏み出せない理由があるのかと、その子の様子から感じて、
「一緒のチームになって、1回やってみない?」
とアプローチしました。

すると、その子がわたしの目をみて、

「うん。」

と小さく頷き、ドッジボールがスタートしました。

植木のドッジボールは、結構ハードなもので。
低学年の男の子たちでも、力強く投げる子が多くいて、球もはやいんです。

だからこそ、わたしも本気モード全開!!
とにかく毎回思いっきりやります!!

そんな中でも、やっぱりわたしは一緒のチームになったその女の子の動きが気になりました。
基本的に後ろにいて、横移動で逃げる姿しかあまり見なくて、、
この子は楽しめてるのだろうか、と少し不安になって、私が目に見える中では、
もっと何かできるような、、

途中、新しく入る子がいたときにドッジボールが中断したので、
その子に、
「いい感じで逃げれてるね!ボールも投げてみない?」
とわたしは言いました。

すると、その子がわたしに、
「昔はドッジボールが得意で、投げることも好きだったけど、今日久しぶりにやった」
と発してくれて、
間があいてしまったからこそ、
抵抗があったのかと、わたしは気がつきました。

得意だった昔のように、思いっきり投げてみたら、
きっとあの頃を思い出すのかなと感じで、
その子にわたしがとったボールを渡しました。

しかし、その子はやっぱり少し怖いのか、投げることはしませんでした。
ゲームも終わりに、女の子が私にいいました。

「一回しかあたらなかった!」

そうやって言ってる姿が、すごく嬉しそうだったんです。

私は、ドッジボールをやっている時、
昔得意だったボールを投げることにもチャレンジすることが一緒にできたら!

横移動するだけじゃなくて、
ボールも投げられたらきっと楽しいんじゃないかと思いました。

でもその子にとっては、
今日は、後ろで逃げるだけでも楽しかったことを
その子の発言から気づけ、少しずつでいいんだな~と感じ、
楽しいの価値観なんてみんな人それぞれなんだなあと思いました。

目の前のその子に合った関わりをしていきたいなあと強く感じた会となりました!
これからも楽しい植木にしていくぞ~!!