レポート

2021/11/20

とびだせてらこや⑤『私たちのルーティーン』

皆さんこんにちは!さきです。
今回も《とびてら》元気に活動してまいりました!
今日はある女の子とのエピソードをお届けします😊

《とびてら》は5回目の活動を迎え、
有難いことに毎週のように参加してくれる子どもたちもいます。

その中でも1年生の女の子には、
「 公園に着いたらまず探検 」というルーティーンがあります。

荷物を置いて、いつものコースを歩いて、
トゲのある葉っぱを恐る恐る触ってみたり、
大きな穴を覗いてみたり、気になったことにとことん触れるんです。

活動に来るときは少し緊張しているけれど、
探検をすると自然と緊張が解けることも、
やってみたいと思ってもなかなか踏み出せないことも、
勝負事は人一倍燃えることも、毎週一緒に過ごすうちに少しずつわかってきました。

今日もいつものように探検をしていると、どんぐりを見つけました。
私がどんぐりを竹藪に投げてみたら、竹に跳ね返ってまた次の竹にぶつかって、
それがまた次の竹にぶつかって、面白い音がしました。

私たちは「最高で何回跳ね返ってくるかな?!」と
わくわくしながらどんぐりを大量に拾って、
また竹藪に戻ってを夢中で繰り返しました。

いつものルーティーンの中にも
こうして新しい発見ができるのって嬉しいし、なんだかわくわくします。

この女の子の中にも、
わくわくする気持ちが芽生えていたらいいなぁと思うし、
何かに夢中で取り組めたことって心に残ると思うんです。

《とびてら》は、子どもたちの居場所でありたいと思いながら活動しています。
居場所って、この活動でいつも使っている公園のことだけじゃなくて、
活動で出会った学生のことだったり活動の時間だったりいろんなものを指しています。

この人と一緒に何かしたなぁとか、
あの時のドロケイめちゃくちゃ真剣だったなぁとか、
心の中に残る体験を届けていくことで、居場所になっていけると思うんです。

この女の子にも、この《とびてら》で
居場所のような安心感を届けられていたらいいなと思うし、
これからも一緒にわくわくしたいなぁと思います。

以上、さきでした!