レポート

2022/01/22

とびてら⑪「本気のドッジ」

こんにちは、しょーたです!

今日は二人の男が繰り広げた熱い🔥ドッジボールの話をしようと思います。

Yくんはドッジボールがと~~~っても大好きで、
学校でも毎日するし放課後もするし、
「三度の飯よりドッジボール!(言いすぎました💦)」くらい
ドッジボールが好きです。今日もみんなとドッジボールがしたいとうずうずしていました。

しかし、思うようにはいかず野球が始まり、
Yくんは女子学生と応援をして待っていました。
女子学生が他の子に呼ばれてYくんが1人になったのに気づいた学生が、
Yくんにかけよって何気ない会話をしていると、
「僕、ドッジボールしたいんだよね」と言ったのでやることにしました。

けど、周りは他の遊びに夢中でドッジボールどころではなく、
どうしようか迷った末に、2人でドッジボールをすることにしました。
線もかかず最初はキャッチボールのような形で始めましたが、
なんか勝負したいなと思った学生が、「先に10回当てた方が勝ちね!」とゲームを始めました。

勝負をしかけた学生もかなりのドッジボール好きで、
子どもに負ける気はさらさらありませんでしたが、
いざ始めてみるとYくんがとてもいいボールを投げてきて、
序盤から1-3とリードされる展開。
負けじと学生も本気で投げ、
2-4,3-4,3-5,4-5,5-5、6-5とようやくリードしました。

思った以上の接戦でとても白熱した勝負になりましたが、
ついに均衡が破れました。
これまで学生の球を避けることの方が多かったYくんがついに本気の学生の球をビシッとキャッチしました。

これには学生も驚きましたが、1番興奮していたのはYくんで、
驚きもありましたが、それよりもキャッチできたことをすごく喜んでいました。

ここからは、お互い自分の体力と「なんとしても勝つ」という意地の勝負で、
二人ともゼーハー言いながら、一球も手を抜くことなく、
投げ続け、付かず離れずの大接戦。決着は10-9で学生がなんとか勝ちました。

終わったあとのYくんは楽しかった顔もしていましたが、
学生相手にここまで頑張って負けたのが相当悔しかったようで、
「惜しかったな~、結構キャッチできたんだけどな~」とつぶやいていました。
Yくんは学校でも強い方らしく、勝てる自信もあったからこそこの負けは本当に悔しかったと思います。

Yくんと特別何か話したわけでも、今日までずっと関わってきたわけでもないけれど、
ドッジボールという一つの遊びを通して、Yくんと真っ向からぶつかり、
本気の勝負をしたことは、彼のドッジボール魂に火をつけたんじゃないかなぁ。
Yくんが練習して再選を申し込んでくるのが楽しみですね!