レポート

2022/02/02

放課後かまくらっ子せきや「ラキューのプロ」

こんにちは!

てらこやのしんです。
いつもはおおふなのかまくらっ子に遊びにいくことが多いのですが、
今日は久しぶりにせきやのかまくらっ子に遊びに来ました!

本当に何年振りかになるせきやのかまくらっ子。
もちろん覚えている子どもたちはおらず、
ドキドキの活動です。
施設を訪れると、「てらこやきたー!!」の子どもたちの黄色い声。
子どもたちが暖かく迎え入れてくれてる、、とホッと一息ついたのも束の間、

僕の顔を見るなり、「だれ、、、?」「知らないひと、、。」
玄関で待ち構えてくれていた子どもたちはそそくさといなくなってしまいました。

そんな逆境にもめげずに!
本日の活動報告に移ります。

冒頭の通り、子どもたちは蜘蛛の子を散らすように、サーッと逃げてしまったのですが、
プレイルームに入り、なにやらラキューという、ブロックあそびのような、一つひとつの部品を繋げて作品をつくる、
「ラキュー」というおもちゃで遊んでいる一人の男の子が目に留まりました。

思い切って話しかけてみると、ラキューを使って、
設計図をみながらツリーハウスを作っているとのこと、
名前はKくんというそうです。
いっしょにやってみたいことを伝えると、ツリーハウスづくりの仲間に入れてくれました!

このツリーハウスというものが結構大変、
部品を少しでも間違えると、設計図通りにはいかず、
上手く組みあがりません。

Kくんからも何度かアドバイスをもらって
なんとか一つひとつのパーツをくみ上げました。

Kくんがとても頼もしかったので、どうしてそんなに詳しいのか聞いてみると、
設計図に載っている、作品は一通り作ってしまったそうです。
じゃあラキューのプロだね!なんて話していると。
「ここでは僕が一番うまいよ!」なんてKくんもなんだか自慢げな様子。

それからも、夢中で作業を続け、
「ここが違うよ。」「ここはこの部品を使うんだよ。」とか
ことあるごとにご指摘をいただいてしまう始末、、、(笑)

そうしていくうちに、段々とツリーハウスは形になっていったのですが、
時間が来てしまい、ぎりぎりの所で完成はできませんでした。
終わったころにはK君ともすっかり仲良くなることが出来ました。

子どもたちとは年齢が大分離れていますが、
今日のように何かを教えて貰ったり、
同じ物事に没頭できたり、
そんな年齢を越えられちゃう瞬間が、なんだか不思議でとても楽しかったです。

 

これからもいろんな子どもたちとそんな体験を分かち合っていきたいです。